めちゃくちゃついてきた。
最近の選手もA1クラスなら大半は覚えたし持ちペラから変わって整備や展示の変化もわかりつつある。
コースの癖は平和島、江戸川、丸亀くらいしかわからないけどデータも揃っている。

まあ舟券を楽しむってのはなかなか難しいけど、レースそのものは余裕で見て楽しめる。
競馬を見て楽しむのはもちろんできるけど、そこまでくる道のりに比べればかなり短い。

競馬の方が覚えるところが多く、ギャンブルとしての障壁はボートより断然高い。
予想も疲れるし、そのこと自体を楽しむ感じ。

ボートも予想はあるけどそれはスタート、展開、モーターのパワー、選手の心情、気象条件など限定的。
じゃあ当たるかってのは別にしても予想自体は1週間前からするような物じゃ無い。
スタート展示見てからが前提だろう。

また競馬は動物が走っているので疲労があり逃げ馬は差しや追い込みに捕まるとかレースの数分間にドラマがあるけど、ボートはスタートと1ターンマークが8割。その数十秒の輝きを楽しむってところか。
スタートもターンも曲芸そのもので見ていて怖いレベルだけど、それを難なくやるプロフェッショナル。
競技としての見応えは十分にある。

個人的にはJRAは越えてないけど、NAR(地方競馬)より見ていて楽しい。
これは本当。

不満点もある。
ペラ調整云々やチルド角度、エンジンの部品交換については情報としてあるけど実際にモーターを部品交換以外の整備をしたのかとかその辺も情報としては欲しい。ペラ巧者はなんとなくわかるけど、整備巧者を見つけるのは情報が少なくて難しい。
実際、整備巧者の人が毎日何度もエンジンを整備したらかなり変わると思う。それはエンジンを入れ換えたばかりの時に顕著に出る。
SGやG1などははじめから素性のいいモーターしか使わないのでエンジンの整備力そのものはあまり目立たないが大レース前の一般戦やルーキーシリーズなどはショボいモーターだらけなので、整備力がわかった方が面白いと思うんだけどな。

まあ舟券買っている人はそこまで気にしないのかもしれないけど。
最近、ボートレースではモーターをエンジンと呼ぶけど、個人的にはペラ+エンジン=モーターと考えていて自分はそのように使い分けているけど若い選手はエンジン、オッサンはモーターみたいに区分けされているのが実情。