コロナ収束でテレワークが今後どうなるか。
テレワークは一部残るとは思うけど、そこには過酷な成果主義とワンセットになると思う。

テレワークの問題点。

1)パフォーマンス
優秀な人間は会社に行ってもテレワークでも関係ない。
それは事実。でもそんな人間はせいぜい20人に一人だろう。

予備校行かず図書館でも勉強できるって人、周囲にどれだけいたよ?
人は身近な競争にさらされないと頑張れない人がほとんど。

2)専門性
会社に行く意味が無いって人もいる。
でもそんな会社自体、未来がないでしょ。
例えばITの企業でプログラミングも、ネットワークもデータベースも浴びるように専門用語を毎日やりとりして初めて身についていく分野だと思っている。もちろん一つのパーツをまったり作っている人は家でもできる。でも、その程度の仕事でしかないし、その程度の企業でしかない。一流のスキルを得る道にはかなり遠い。
専門のナレッジって本読んで覚えられるほど甘くない。

3)マネジメント
マネジメントはスポーツと同じ。
理論と実際の行動で初めて成立する。
オンラインでその技術を極めればいいって人もいるけど、そういう口だけのやつが成果出しているの見たことない。
自社もそうだし他社も同様。
「口だけマネジメント」=「テレワーク推奨論者」
自分にはそいつら全員怠け者に見える。他人が稼いでいるから成立しているだけでそいつらの存在価値なんて始めなから無いからテレワークで資産性とか恥じらいもなく口に出せるんだと思う。企業によってはそいつら全員クビにするだろうし、実際そういうリストラを激しく推進している企業もある。

4)中途半端
オフィスや支社を片っ端から無くしてテレワーク推進ならわかるけど、オフィスは必要会議室は必要、支社は必要と何のビジョンもないアホ経営のテレワークこそ無意味。
結局、福利厚生にしてしまっている。福利厚生のテレワークは虫唾が走る。そういう無能と働くのが一番のストレス。逆にストレスにならないのは無能(その仕事において)だからだ。
こんなシンプルなことがわからない人が世の中多い。
かならずその会社と経営には鉄槌がくだる。ほとんどの企業は無能なテレワークを支えている有能なスタッフがいて成立している。そして無能は切り捨てても企業は回る。その逆は成り立たない。

結局、テレワークは徹底した成果主義(解雇)とのワンセットになるだろう。
どこがモデルケースになるかわからないが、おそらくリクルートやトヨタグループあたりが先頭になって自由な解雇と成果主義を謳うと思う。
その世界なら自分もテレワークだろうとなんだろうアリだと思うし、全て整合性がとれる。

そして無能は生き残れない。
今のうちにテレワークを満喫して10年後は昔は良かったと嘆くがいいさ。
日本にはホワイトカラーが多すぎる。3割残して7割はブルーカラーになればいい。テレワークはそのリトマス試験紙になるだろう。経営者の一部はそれがわかっている。