最近はもっぱら山には単独で行く。

単独よりパーティのほうが安全説があるし、滑落などは実際そうなのだろうけど昔のように遭難者は携帯(滅多につながらない)などがあるので遭難件数は増えても遭難死や行方不明は余り増えていない。
それに死因の一番は病死。遭難死の確率は下がっている。携帯電話の普及のおかげだと想像できる。

パーティの場合、アクシデントが武勇伝になるし装備の分散や助け合いで効率的な部分は確実にあるけど自分の割きたいところに時間を割くのが難しいという点がデカいマイナス。
写真を撮りたい、休憩したい、早く登りたい。人それぞれのスタイルは違う。
休憩だって10分がちょうどいい人も20分がいい人もいる。
準備の遅い人を待つ、その逆などいろんなケースがある。せっかく自由に自然を歩きながら周りに気を使って時間を使うのはもったいないと考えてしまう。
一人だったらちょっと体調が悪ければルートを変えたり引き返したりすればいい。

どんな本にも書かれているし、自分もそう思うけど単独行は別物なのだ。

究極の自己責任。
一番アドレナリンが出る。