ダービーの福永騎手が神騎乗とか記事になっていたけど、よかったのはスタートと位置取りだけで序盤はちぐはぐで折り合いも微妙だったし最後の直線では逃げ切られる危険もあった。
100点満点の騎乗があり、その上に120点の騎乗があって神騎乗というのであれば、今回の福永騎手は70点がいい所だろう。馬の力で勝ったんだ。

神騎乗ってのは昔のスワンSでノースフライトが3着(忘れられない)だった時やマーチSのバンブーゲネシスの武豊や菊花賞のレオダーバンの時の岡部など、その馬の力を120%引き出した時に使われるともう。

記事を書いた人はそれほど詳しくないからだろうけど、何年も競馬を見ていればそれが会心の騎乗だったかどうかはわかるよ。

それより最高に仕上げた友道調教師の手腕のほうが素晴らしい。もう一頭も人気薄ながら4着と(余談だけどこのボウマンの馬が来ていたら2200倍の三連複300円的中だった)立派すぎる。
あとはダービーに似合う黄色と黒の勝負服。金子オーナーのツキ(相馬眼)も大きい。こんなにダービー勝つオーナーは今後も現れないだろう。