たとえ正しい選択だとしても仕掛けどころというのは重要なポイントとなる。

早くてもダメ、遅くてもダメ。
そんなケースが仕事の中では頻繁に訪れる。

早ければ追従を容易にし、遅ければ先行されてしまう。
絶妙なタイミングこそ最も効果的な仕掛けどころとなる。

自分はこのことをよく考えていて5年近く世に出さない、逆に一気に速めて数か月で世に出すようなことを何度もやっている。それが成功したこともあれば大失敗したこともある。
何も考えずに漠然とやっていては何のノウハウも付かず能力は上がらない。

自分の目線で考えるとタイミングは計れない。
競合の目線になるとタイミングが計れる。

ようは相手が一番嫌な時期に動けばいい。そのタイミングを見逃さないように仕掛け、一気に引き離す。それまで力をため込みチャンスを伺っておけばいい。

仕掛け始めたら差が付くまで全力疾走。

他の業界を見ていると、このタイミングを逸しているケースをよく見る。
先行するとすぐに追いつかれて逆転される。遅れてしまうともう届かないところに行ってしまう。

そうならないようにうまく仕掛けたいものだ。