2017年06月18日

父の論文

死んだ親父が何の仕事をしていたか、実はよくわかっていない。
家では仕事のことは一切話さないし仕事中の書斎に入ることはご法度だった。仕事モードのオーラのようなものは昔から感じており圧倒されたもんだ。

しかし死んでから10年以上経って、国会図書館やamazonで死んだ親父の名前を見るとは思わなかった。
自分が生まれた後のものより、前のほうが圧倒的多くその多くの論文をいずれすべて入手して読もうと思っている。(閲覧だけでコピー不可のものも存在する)

根本的な部分で自分と親父は考え方が違う。

自分は弱者の味方が必ずしも正しいとは思わないし、正しいことが正義であり勝つとも思ってはいない。
それに米への大きな敵対心もない。公務員が優れているとも思わないし役人など偉くもなんともない。
しかし、そのブレない姿勢。子供から見ても鋭い視点とやたら弁の立つ部分など周囲に多大な影響力を与える才能はあったと思う。

自分は当然少なからず影響を受けており、親父の視点というのは自分にとっての複眼的要素でありなんでも都合の良い部分だけひょいひょい受け止める人間とは思考回路が違うと思っている。
歴史的世界的視野もここ10年、20年などでなく戦前から考えるようにしているのも親父の視点からの副産物だ。
昔は気が付かなかったけど、最近はそう考えるようになった。

それはもしかすると親父がずっと考えていたレールがあり、反発を繰り返しながらも思考を鍛えこうなって欲しいという願いが込められていた可能性もあると思う。
まんまとそれに乗ってしまったからこその今なのかもしれない。

そんなことを父の日に考えている。


jjj850 at 18:00│Comments(2)いわゆる日記(月記)ですか 

この記事へのコメント

1. Posted by zin   2017年06月21日 10:31
父の日って昔からあったっけ?
などと父の日に思った^^;

ウチのオヤジの場合、論文やその卓越した構想などはまったくない人だけど、勤勉家であり探究心の塊であり、そんでもってぶっ飛んだ性格だが、今はそんな親父が好きである。
昔は嫌いだったのにね。

まぁ、不本意ながらそのレールはあるかと思う。
自分なんか、まさにオヤジが想像していた通りの人生というか仕事しているしww
2. Posted by J(MS)   2017年06月21日 12:28
zinさんの親父さんはネタも豊富で人としての魅力がある。
俺も好きだし影響を受けた一人です。

レールは気が付いたらその上にいたって感じだな。お互いに。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔