ひっそりと研究や開発をしているのが性に合っていると自分では思っているし実際そこから生み出された物の多くが会社の利益に貢献しているハズなんだけど、不思議とそのイメージからはかなり遠い仕事を多くこなすようになっている。

やらされている仕事では無いけど、仕方なく自分がやるしかないからやっている。

自分のは社会に出てから技術屋と営業を行ったり来たりしているので今更どんな仕事をやるのも怖いくらい抵抗感が無く、サッカーで言えばスペースを埋めるような仕事のスタイルが身についていると言うべきか。
もう少し何かの才能があれば特化することもあるのだろうけど、ある程度何でも出来ること自体が零細企業にとっては価値があるのだろうとも最近は考えるようになってきている。しいて言えばそれが唯一の才能かもしれない。

そんな別ジャンルの仕事の中で一番厄介なのが「研修」というカテゴリー。
自分が研修を受けるのが好きじゃ無かった分、できる限り「参加者の無駄」な時間にしたくないという思いが強く「面白くてためになる」という点と実際に働いている人の能力が補完されるような物をやろうと策を練っている。
自社内研修のメリットは既にいるアセット(人材と環境)を把握しているためきめ細かくポイントを絞り込めるところだけど、予備校や塾と同じで一人に合わせると一人には会わないという問題をより顕在化させる。
研修の一番面倒な点はこの部分に尽きる。
この部分のノウハウを形にすることが目下の課題で、何度か試行錯誤しているけどまだまだ見つからない。