自分は昔から人間を特定のカテゴリーに別けるのが嫌い。犯罪者を犯罪者と呼ぶのは当然だと思うがほとんど何も知らない別の世代を最近の若者だからとか団塊の世代だとかひとまとめにする神経が理解できない。

自分たちの同世代をみたって皆個性的でひとかたまりなんかに出来ないのになぜ自分以外の世代はひとかたまりにできる?感受性がないというか思考停止というか。一人一人良く見てみればみんな違う。
猫を飼っている人間は同じ猫でも見分けが付くが、飼っていない人には皆茶トラとかそういう風にしか観ることが出来ないのと同じ。競馬をやっている人間なら馬の個性も毛の色も流星もわかるけど興味の無い人間には皆動物の馬。
周囲の人間をどうみているか気付くべきだ。
だから最近の若者とか語っている人間など人の上に立つもんじゃない。人間のことなど何もわかっていないのだから。

似たようなことをいえば最近異常気象が増えたとか地震が多いなんていうのも、確かに感覚としてわからなくはないけどデータを元にしないとだめだ。異常気象なんて何十年も前から言われているし、たとえば温暖化なんて嘘っぱちで今は南極も北極も氷河が最大化しているのにまるで報道されない。そんな事を報道すれば今までの「嘘」を全部訂正しなくてはならないからだ。

何かを考えるとき、完全にニュートラルにすることはできない。
知識や経験を持った人間なら尚更だけど、だからこそそこに陥らないような考え方を常に持たなくてはならない。
「難しい問題だ」とかいうのは簡単だけど、それこそ思考が停止した人の考え。
もっと一つ一つの事象や状況を考えれば見え方は何通りにも変わってくる。