なでしこジャパンの国民栄誉賞を反対する人間はいないだろう。
それだけの快挙を成し遂げたんだから。
女子ソフトボールがそうであったように、この手のブームは一瞬で終わってしまう。

生涯をかけても、それに見合うものがなければスポーツとしての地位が上がっていかないのが悲しい現実だ。オリンピックの金メダリストだって、その後のキャリア形成は極めて難しい。

国民栄誉賞は渡すにしても、その付加として一人当たり3000万くらい出したらどうだろうか。
それも10年間にわたって300万ずつ渡せばそれなりに活動は出来るだろうし、引退後のキャリア形成まで時間が掛かってもある程度食いつなげる。

費用はLOTOの売上から一部出せば良い。あれはスポーツ振興費だ。
あー金メダルにはこれだけの価値がある。だったら自分も目指そうなんてことになれば、女子リーグはもっと盛り上がるかも知れない。

バレーが衰退後、女子のプロでまともに中継とスポンサーが付くのはゴルフくらいものだ。
女子サッカーもゴルフ並みにスポンサーがつくようになれば変わってくる。
それまでは国がサポートしても罰は当たらない。