昨日、近所のスーパーで買い物をしていたら父の日フェアをやっていた。

父の日といえばいつもタバコを数カートン渡していた。
6月の後半はいつもと違う洋タバコを書斎で嬉しそうに吸っていた白髪混じりの親父の顔を思い出す。それは普段と違うタバコで喜んでいたのか、息子からのもらいもので喜んでいたのかわからないが、おそらく前者だろう。

もう親父がこの世から居なくなって10年近くになるが不思議なもんで節目節目で思い出す。特に政治的な発想や視点、構想力は親父の考え方に自分の価値観を合わせたものなっている。普通のサラリーマンどっぷり人生だと一歩引いた視線で物事を考えることはできなかったと思う。現実的にこれは大きなアドヴァンテージを自分に与えてくれた。

親父は民間企業になんぞ入るもんじゃないと強く言っていたけど、民間企業も案外悪くないよ。